共同通信:GM、3万3千台リコール タカタのエアバッグ欠陥で
記事要約
米ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、日本の部品メーカーのタカタが製造したエアバッグが欠陥で衝突時に膨らまない恐れがあるとして、米国とカナダで、2013~14年型の主力乗用車「シボレー・クルーズ」の計約3万3千台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。
GMによると、GMとタカタはエアバッグが正常に作動せずにけがを負ったとして、顧客から訴訟を起こされているという。
疑問
- なぜ日本の企業が不良品を出してしまうのか
共同通信:失業率16年ぶりの低水準 3.5%、雇用情勢改善
記事要約
総務省が27日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1ポイント低下の3.5%に改善し、1997年、16年5カ月ぶりの低水準になった。厚生労働省が同日発表した5月の有効求人倍率(同)も、前月比0.01ポイント上昇の1.09倍と18カ月連続で改善し、92年6月の1.10倍以来、21年11カ月ぶりの高水準になった。
人手不足感から企業の採用意欲が強まっており、雇用情勢改善の動きが続いていることを示した。
疑問
- ほんとに雇用状態は改善されているのか?
考え・主張
このニュースは、普通に考えればとても明るいニュースである。しかし、このニュースには、あくまで完全失業率がどうのこうのということしか書かれていない。
そう、じつは有効求人倍率は改善されているが、仕事の質は悪くなっている一方なのだ。なんと、いまや求人の6割が非正規雇用になっているのだ。非正規雇用ではとても安定した生活はおくれない。また、一般事務の求人倍率は0.24と4人に一人しか受からないのに対し、建築土木は5.56倍というとてつもない人出不足となっている。これらにより、実は今、やりたい仕事に就くのがとても難しい。1.09倍という求人倍率は、あくまで仕事を選ばなかった時の話である。見かけ上の雇用状態の改善だけでなく、質の面での雇用状態改善に、政府はもっと力を入れてほしい。
その他
特になし
共同通信:任天堂、赤字解消できず謝罪 株主総会、社長欠席
- 共同通信:任天堂、赤字解消できず謝罪 株主総会、社長欠席
記事要約
任天堂は27日、京都市の本社で株主総会を開いた。岩田聡社長が胆管腫瘍の手術を受けて療養中のため、竹田玄洋専務が議長を代行。経営陣は、2014年3月期連結決算で営業赤字を解消できなかったことを謝罪した。
任天堂は、主力ゲーム機「Wii U」と「3DS」の販売が振るわず、14年3月期で営業損益が3年連続の赤字となった。
総会では、株主から業績をどう回復するのか問いただす声も上がった。
疑問
考え・主張
ソフト、ハードともに、目新しいものを出せなければ、コンテンツは衰退していく一方である。WiiU、3DSともに、DS、Wiiと比べて目新しさに欠けるのは明らかだった(3DSは実機をみないと3Dがどんなかんじかわからないし、WiiUに至っては実際に遊んでみないと何が面白いのかわからない)。任天堂は、もう今の時期から新ハードの開発を進めるべきだと思う。もしかしたら、それがラストチャンスなのかもしれないのだから。
その他
特になし
秋田魁新報:立高校入試の採点ミス13件 教員、配点など誤る
記事要約
本県の公立高校入試一般選抜で、今春分を含め過去5間に計13件の採点ミスがあったことが28日わかった。延べ10校で採点する教員が配点などを間違え、受験生1人に対し最大で4点の加点や、2点の減点が行われた。県教育委員会によると、合否の結果には影響がなかったという。
高校教育課によると、配点などを間違えて点数を多く計算したものが7件、少なく計算したものが6件。
** 疑問
- なぜこれほどのミスが発生する?
考え・主張
高校入試はその人のそれからの人生を大きく左右する人生最初の関門である。高校入試は一般的に一日で回答の採点をするらしい。より正確な採点のために、採点に2日ぐらいとれるような入試スケジュールにするべきだと思った。
その他
特になし。
共同通信:シア軍の一部撤収確認 米国防総省「脅威続く」
記事要約
米国防総省のウォーレン報道部長は28日、記者会見で、ウクライナ東部国境近くに展開しているロシア軍部隊のうち数千人が本来の所属基地へと撤収を始めたことを確認した。米軍による偵察やウクライナ政府の情報に基づくとみられる。
同時に、数万人規模の部隊が残っており「脅威は変わっていない。ウクライナを不安定化できる戦力だ」と指摘。実質的な緊張緩和につながるかどうか判断するのは時期尚早だと語った。
疑問
- なぜこれほど時間がかかった?
考え・主張
ロシアのウクライナ事件にようやく進展があったといったかんじである。が、いくらなんでも遅すぎる。アメリカの対応には失望する。世界の警察を名乗りたいのならそれ相応の働きを見せてほしいと思う。
その他
特になし。
共同通信:アクリフーズ、危険物混入想定外 第三者委が最終報告
記事要約
アクリフーズ(現マルハニチロ)群馬工場(群馬県大泉町)で起きた農薬混入事件の第三者検証委員会は29日、「意図的な危険物の混入を全く想定しておらず、食品防御対策を取っていなかった」とする最終報告を発表した。
東京都内で記者会見した検証委の今村知明委員長(奈良県立医科大教授)は「異物混入の苦情が他の工場と比べ発生頻度が高かったにもかかわらず、事件の『予兆』として捉えていなかった」と述べた。
疑問
- 管理体制はどうなっていた?
考え・主張
事件を起こしたのは契約社員であった。ベテランの正社員でもないのに信用しきっていた会社にも責任は大きい。食品を扱う仕事なのだから、より厳しい管理体制であってほしいと思う。
その他
特になし