共同通信:仏で“反アマゾン法”を可決 「町の本屋を守れ」

記事要約

フランスでインターネットによる書籍販売に関して、配送無料サービスを禁止する法案が議会で可決した。“反アマゾン法”とも呼ばれ「文化の保護」を理由に米ネット販売大手を実質的に狙い撃ちするものだ。
  目的はフランス全土に約3500ある小規模書店の保護だ。「町の本屋」を文化の担い手と位置づけグローバル企業の攻勢から守ろうとの趣旨だ。無料配送は禁止され、値引きは商品を書店で受け取る場合に限られる。

疑問

  • 国民の反発はないのだろうか?

考え・主張

アマゾンによって本屋や家電量販店が潰れる、という話は日本でもよく聞く。だが、もしこのような法律を日本で行ったら、アマゾンの利用者からの反発が大きいだろう。それほど、アマゾンは生活の一部と化している。アマゾンの対策をするには、今はもう遅すぎるのかもしれない。だが、このままでは本屋が潰れるのは必然である。今はもう、本を並べて待っていれば本が売れていく時代ではない。おすすめ本コーナーなど、実際に人がいることを生かした店づくりを本屋は仕掛けていくべきだ。

その他

特になし